このスタジオをやる中で大切にしていること 〜「表現を見る」ということ〜

今回は何度かに分けて、

私がこの10年、スタジオをやっていく中で大切にしてきたこと、

そして、これからも変わらないそれをお伝えしてみたいと思います。

（現在、通っていらっしゃる保護者の皆さん向けの表現になっていますが、入会を検討されている方も、ぜひ ご一読ください。）

 

 

 

 

私は、ご存知の通り、常日頃から「お子様をお預かりしてダンスを踊る」ということを中心にやっています。

 

生徒の皆さんが入って来ていただいたきっかけって、いろいろだと思うんですね。

・体を鍛えたい
・子どもが楽しそうだったから
・いい姿勢を保ちたい
・ダンスを通して人間形成を！

 

いろいろあると思います。

 

お子様をお預かりする中で、ダンスのほか芸事で大切だなと思っていること。

それは第一にお稽古です。

皆さんそれは一番わかっていることですよね。

 

さらに「お教室で」お稽古をすることが大切なのは、一目瞭然ですね。

 

そしてダンスだと、今度は「自分で舞台で表現をする」「今までやったことを集大成として外に出す」という事が大切になります。

それが発表会だったり、ちっちゃいとこでいえばクリスマス会だったりするわけですよね。

 

 

 

次に大切なこと。

それは「表現を見る」ということです。

 

横須賀にいると、それがとっても失われているんです。

何年か前に、横須賀芸術劇場で東京バレエ団が来たときには、みんなで見に行くために、お子様をお預かりして連れて行ったこともありました。

 

やっぱりどんなに稽古場で踊っても、自分で表現しても、表現というものや感じる心を持たないと

育っていかないというところがとてもあるんです。

だから「表現を見る」ということは、保護者の皆さんにも大切に感じてほしいと思っています。

 

 

 

 

私はスタジオオープン当初から、

 

・お稽古をする

・表現をする

・表現を見る

 

この３つをダンスに限らず、大切にしてきました。

 

 

ただ３つ目のところっていうのが、なかなか日ごろ伝えられていない。

また、横須賀で舞台を見る機会も皆さん ないと思いますから、いつもそれをどういう風にしたらいいかなと思っています。

 

 

今の生徒さん、保護者の皆さんは、去年の1月の『レインボージャーニー』でご覧いただいた方もいらっしゃいますから、お分かりいただけるかな。

 

3月3日のイベント『今日は死ぬのにもってこいの日』に関しても、私はあれを群馬まではるばる見に行った時に「是非、教室の皆さんに見ていただきたい！横須賀に持ってい帰りたい！」と思いました。

 

 

お子様にとって「意味がわかるわからない」ではないんですね。

 

このスタジオが大切にしているもの、そして、私がお子様たちに与えたいと思っているものを、保護者の皆さんには理解していただいて、受け取ってもらいたい、と思っています。

 

 

舞台や催し物は、スタジオに通っている方、全員に、強制的に来ていただくものでは決してありません。

保護者の皆さんがこのスタジオの考え方をご理解いただければ、私が準備するイベントには積極的に参加していただけると信じています。